コンクリート基礎の
代替え素材となる超高耐久木材

TECHNOLOGY

超高耐久処理について

超高耐久保存処理木材(O&D WOOD)を活用し、コンクリート基礎の木造化や自然環境から都市部におけるコンクリートや鋼製素材などの木質化を推進するプロダクトを企画販売しています。 ネイチャーポジティブ・サーキュラーエコノミー・カーボンオフセットなど、これからの人間と地球環境における、より良い未来のために、自然共生と循環資源を取り入れた商材の創造を目指します。

※PARKS WOODS のプロダクトは、30 年不朽の超高耐久保存処理木材(O&D WOOD)の他に寸法安定性が付与された木材が組み合わされたオリジナルの設計になっております。

  • ABOUT
    01

    30年間腐らない耐久実証

    公的機関(森林総合研究所)での野外試験(杭試験)で実証された驚異的な耐久性。
    圧縮処理した木材に、木材保存剤を加圧注入する独自技術を導入。構造体を構成する木材の1本1本が、極めてばらつきのない均一性に優れた高品質材となります。木材を圧縮処理することで、含水率70%を超える木材へ木材保存剤を充分浸透させることが可能になりました。

    圧縮加工と加圧注入処理の特許技術
    • ●含水率 70% 超の木材にも
      保存剤を均一に深浸潤

    • ●マイトレック ACQ 使用(JIS K1570 適合)

    • ●人畜無害・環境汚染なし(A 類評価)

    含水率79%、心材率60%、圧縮率20%

    ※杉、檜、トドマツといった薬剤の入りやすい樹種が中心となります。
    試験地での野外実証

    筑波森林総合研究所での実験では、無処理材は 1 年目から劣化が始まる中、処理材は 30 年間土に埋め続けた木杭でも劣化が見られませんでした。

    [筑波森林総合研究所試験]
    1年目
    無処理材
    29年目
    圧縮+加圧注入
    [屋久島試験地試験]
    [屋久島試験地試験]
    1年目
    無処理材
    29年目
    圧縮+加圧注入
    6年目
    無処理材
    6年目
    圧縮+加圧注入
  • ABOUT
    03

    生物多様性の回復に
    貢献する自然共生素材

    木製構造体は隙間に土砂が溜まりやすく、更に水を溜めたり通すだけでなく、生物にとって日影や隠れ場所になることで、自然共生を促進させます。
    また、木造化することで日射による表面温度の上昇が抑えられ、周辺の生態系への影響を小さくし、生物多様性の回復に貢献します。

    1年間に渡る生態調査

    自然環境での木製構造物における「植物」「両生類・爬虫類」「陸上昆虫類」「魚類」の調査を一年行い、コンクリート製、鋼製よりも生き物にとって生息・生育しやすい環境であることが示されました。

    植物の調査地別確認種数と国外外来種率(%)

    陸上昆虫類の調査地別確認種数

    環境への具体貢献
    • ●在来植物の育成環境を提供

    • ●日射と熱からの避難場所を提供

    • ●動物の隠れ家・生息域を創出

    • ●生物多様性の回復に貢献

    サーモカメラでの確認で、木製構造物は生き物にとって日射と熱からの避難場所として貢献しています。

    木製構造物は構造が複雑で隙間が多く、様々な生き物の隠れ家となり、繁殖場所として貢献しています。

    土砂や水が留まりやすく、在来植物をはじめとする植生の回復に貢献しています。

  • ABOUT
    04

    優れた施工性とリユース性

    軽量であることから施工が容易・迅速なため、短期~中期にも活躍し木材保存処理技術により長期的な利用を目的とした用途にまで柔軟に対応します。
    また、解体後の部材はほぼ 100% 再利用可能で、簡易な移設や保管を可能としつつ、持続可能な LCA サイクルを実現します。

    • 100% リユース

      基礎材料の再利用率※

    • 高い経済性

      長期的な運用コストの削減

    • 取り替えやすさ、修理が容易

      人力で行うことが可能

    ◇工種比較

    PARKS WOODS調べ

    施工・環境メリット
    • ●人材不足の問題解消

    • ●廃棄物や解体費を削減可能

    • ●解体・移設が容易

    • ●地域産材の継続利用を促進

    • ●養生期間不要など工期の大幅短縮

    • ●運搬・施工・解体・撤去がほぼ人力で可能

    ※実際に建築した試験棟を用いた解体工事と再建築を実施し、部材の再利用率を検証。基礎(木材)100%、土台(木材)100%、大引き(木材)&大引き受金物 100%、丸太ピン 97% など、高い再利用率が確認されました。

    ◇環境影響比較

    PARKS WOODS調べ

SOLUTION

低環境負荷と
サステナビリティ

PARKS WOODS は、低環境負荷な木材ならではの「サーキュラーエコノミー」「ネイチャーポジティブ」「カーボンニュートラル」な社会を目指しています。
新たな木材活用ニーズの創出による持続可能な森林循環の促進や、土中環境の改善につながる生物多様性の回復、脱炭素社会を目指した新たな取り組みを進めていきます。

炭素固定と森林循環

木材を長期保存することで吸収した炭素を固定することが可能で、建材以外の小径材などにも新たなニーズを創出し、次の CO2吸収のための森林循環に貢献します。

乾燥した木材は炭素を約 250 kg /m3 貯蔵しており、延床面積 136m2 の木造住宅では、木材を約 24 m³使用しており、蓄えている炭素量は 6t にも及びます。一方、RC 造のマンションや鉄筋プレハブ住宅では 1.6t と1.5t となり、木造の 4 分の 1 になってしまいます。日本の全住宅に使われている木材が貯蓄している炭素量は 1.41 億 t で、このうち木造住宅が 1.29 億 t に及ぶと言われています。これは蓄積されている炭素量に換算すると、日本の全森林の約 20%、人工林の 50%弱に相当します。※1

また、適切に手入れされている 36 ~ 40年生の スギ人工林は 1 ヘクタール当たり約 83 トンの炭素を蓄えていると推定され、この 36 ~ 40 年生のスギ人工林 1 ヘクタールが 1 年間に吸収する二酸化炭素の量は、約8.8 トン(炭素量に換算すると約 2.4 トン)と推定されることから、木材利用による炭素固定と森林循環の重要性が見られます。※2

※1 林産試だより(2006 年 7 月号)
※2 林野庁 WEB サイト森林はどのぐらいの量の二酸化炭素を吸収しているの?

◇炭素固定量

CO2 削減効果

基礎を木造化した場合、同じ木造上屋の建築物において、従来のコンクリート基礎(べた基礎)から木製に変更することで、約 4 割の CO2 放出量(kg-C)の削減が見込まれると試算されています。この試算は、建築行為(材料製造・輸送・建築・解体)における CO2放出量の中で、最も高い割合(約 9 割)を占める材料(製品)製造時の放出量に着目して行われました。なお、この試算では木材中に固定される炭素量の評価は除外されています。

※大備幹輩著『地球環境保全と木材利用」林業改良普及双書 ( 2003)

◇製造時の炭素放出量

専門機関による環境試験
  • ●銅濃度(実測値)検出限界以下

  • ●水道水基準の 1/20 以下

薬剤成分は木材に強固に固着するため、周囲の環境を汚染しないだけでなく人畜無害で皮膚刺激性もありません。(財)日本食品分析センターは、「O&D WOOD」に使用される木材保存剤である「マイトレック ACQ」の安全性評価に関与しています。具体的には、同センターはマイトレック ACQ 加圧注入用処理液の魚毒性評価証明を行いました。

➀コイに対する魚毒性:48 時間 LC50(Tlm) 評価値=42ppm(mg/e)
➁ミジンコ類に対する魚毒性:3 時間 LC50(Tlm) 評価値=34ppm(mg/e)

これらの評価結果に基づき、マイトレック ACQ は農薬の魚毒性分類基準で問題のない薬剤と言えます。
マイトレック ACQ:JIS K1570 該当薬剤